こんにちは、ケイです。
今回は、容姿に自信がある人の話をしていきます。
自信があるということは、その裏付けがあります。
人より優れた(と自負している)何かを持っているということでしょう。
顔・身長・体型
生まれ持ったものはだいたい、このどれかでしょう。
近頃では「雰囲気イケメン」という言葉があるように、髪型や服装などで後天的にカバーしている場合も多いですが、それは一旦置いておきます。
彼らの多くは外見が有利となった経験があります。
褒められたり、特別扱いされたり、容易くセックスできたり。
では、彼らはどのような人生を送ってきたのでしょうか。
イケメンの生い立ち
優れた容姿が先天的なものであれば、中学生くらいからだんだん差が開いていくのではないでしょうか。
幼少期〜中学時代
小学生は多少なりとも影響はありますが、やはり「足の速さ」がモノをいいますからね。
足が速ければなんとかなります。たぶん。
たまに幼少期から頭一つ抜きん出た美男子もいます。
僕の知り合いにも3歳児くらいで赤ちゃんモデルをやっていた知り合いがいますが、
彼の場合、成長とともに見る影もなくなってしまうケースでした笑
海外タレントとか子役時代と現在のギャップが話題になったりしますよね。そんな感じです。
まぁ顕著なのは高校生ぐらいからですかね。
中学生も純粋な顔立ちというより「喧嘩が強い」とか、「目立ってる」とかそういう理由でモテますからね。
顔がイマイチでもヤンキーであればちょっとモテたりします。
それに、よく見るとイケメンなのに、眼鏡や前髪で隠れてよく見えなかったり、
眉毛が伸び放題で地味な感じがしたりなど、今はまだ発掘されていない’’イケメン予備軍’’が割りといたりします。
高校時代
高校生ともなると、容姿の優劣がカーストに影響し、明確な区別がされます。
顔立ちや身長の他に大事になってくることに、「リーダー性」があります。
中学生でウザがられていたタイプの元気な人も、高校でクラスの中心的存在になって体育祭とか盛り上げてれば一部の人からは人気になりますよね。
あとはオシャレかどうかですね。他校にも噂が広がるレベルの飛び抜けたイケメンでもない限り、無双できるなんてことはありません。
むしろ、中学〜高校あたりはちょっと顔がいいからといって調子に乗るとすぐに社会的に抹殺されます。多感な時期ですからね。
ヒエラルキー上位にいたとしても、一度イタイやつ認定を受けるとなかなか辛いのではないでしょうか。
高校卒業までの学校システムは、クラスが一つの村であり、その村がいくつか集まってできた、いわば村の集合体です。
村社会では慎重に行動するのが生存戦略ですよね。
大学時代
いよいよ、大学生です。そう、イケメン最強伝説の幕開けです。
世は、イケメン大航海時代に突入します。
ここでは、イケメンはなんといってもモテます。モテまくります。
話がつまらなかろうが、金がなかろうが、ただそこにいるだけでいいのです。
イケメンが正義なのは大学生か歌舞伎町くらいです。
ちなみに実際に大学に通っているかどうかではなく、年代の話です。
何かしらのコミュニティに属して、人の目に触れていないと実感できないとは思いますが。
10代後半〜20代前半までは外見磨きに振り切ってもいいかもしれませんね。
ただ、この時代でもイケメンには刺客がいます。
はい、言わずもがな、「学歴」です。
学歴というのはいわば、将来への期待です。
今が最高に楽しい女子大生がいたとして、将来有望な殿方を彼氏にしたとして、ついつい目の前のイケメンを優先してしまいそうな感じがしませんか?まぁそういうことです。
さて、ここまでイケメンは順風満帆な人生を送ってきました。
しかしながら、人生とは諸行無常です。
イケメン大航海時代は20代半ばを機に幕を閉じます。
けっこう早かったですね。
20代半ば
ここから先、モデルや俳優といった一部の芸能系の超絶イケメンだけが生き残ります。
クラスに1人いるような一般人の範疇だと、替えが聞くため、通用しなくなってきます。
それにより、自信を喪失してしまう人もいます。
僕は、若い頃に見た目だけでモテてきた人たちをたくさん見てきました。
そのほとんどが20代半ばくらいから勢いをなくしていきます。
その理由の一つに、どんどん若手が出てくる、ということがあります。
面食いの女性は若めの男性を好むことが多いです。
そういった女性は、年々老いていく下降気味のイケメンよりも、若くてみずみずしい、肌ツヤのあるイケメンを選びます。
とはいっても、イケメンの需要がなくなることはありませんので、
最近モテなくなってきたな…というイケメン男性は、相手女性の年齢層を下げることが生存戦略の一つです。
とにかくこの頃になると、インフレしていた容姿の価値が一定まで下がってきます。
多少なりともアドバンテージにはなりますが、外見で勝負するのは得策とは言えません。
それは、女性の価値基準が変わってくるからです。
これまでイケメンを正義としていた女性の心境が変化します。
若い頃にたくさん美味しい蜜を吸ったため、その甘く単調な味に飽きてしまい、
「もっとコクのある出汁はないものかね」と別の味を求めるようになるのです。
- 大人になったらなぜか、昔嫌いだったウニが好きになった
- 楽しいはずだった砂遊びに興味がなくなった
- チョコよりポテチを好むようになった
みたいな感じです。
女性は精神的な成熟が男性よりも早い上、若い女性を好む年上男性の手引きがあるため、
こういった価値観の変化のステップが早いです。
ちなみに女性の多くが年上男性を好むのはそのためです。
同世代の男性が子供に思えてしまうんですよね。
早い女性だと20代前半にはもう既にイケメンに幻滅し、価値を感じなくなっているケースがあります。
20代後半〜
20代後半ともなると、容姿を理由に選ばれることがほとんどなくなっていきます。
30代以降も年々、その傾向は強くなります。
むしろこの時期に男性が自分の顔がどうとか言ってたらけっこうヤバいです。
たとえば、キムタクに瓜二つの40代男性がいたとして、ほぼ顔でしか判断されないティンダーをやったとします。
果たして女性は右スワイプ(いいね)するのでしょうか。
芸能人であるというフィルターをなくしてしまったらっこうキツイものがあるかと思います。
まぁこれは極端な例としても、ある程度歳を重ねた男性は顔以外で勝負して欲しいですよね。
同じ顔でも、造形云々ではなく、表情や顔つきなどに生き様が感じられるか、が魅力につながるのではないでしょうか。
いかがでしたか。
ここまでイケメンの半生について語ってきました。
想像していたものと少し違ったと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
顔だけで通用するのはせいぜい20代半ばまで。
今回は以上です。
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必ず返信させていただきます。
それでは、次回の更新をお待ちください。
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