こんにちは、ケイです。
今日は、自信とはなんぞやということについて語っていきます。
「自信」とは、その名の通り自分を信じるということですが、一体、自分を信じるとはどういうことなのでしょうか。
皆さんは、自分が「これだけは人には負けない」と誇れることが何か一つありますでしょうか。
僕はありませんでした。
先日、学生時代の旧友に偶然、久しぶりに再会して立ち話をした際に
「いやーマジでめちゃくちゃ変わったな。昔は『今日の髪型どう?大丈夫かな?』みたいに全然自分に自信がない感じだったのに、今じゃまるで人が変わったみたいだ。見違えたよ」
と言われてハッとしました。
昔の僕は自分に自信がなかったんだな と。
今でこそ自信に満ち溢れていますが、背も小さく、顔も取り立てて言うほど良くなかったため、自分をよく見せるのに必死だった。
そんなことを改めて思い出させてくれました。
自分自身かなり変わったと思いますが、そんな忘れかけていた昔の話を聞いたのが印象的でした。
彼とはほんの10分程度話しただけでしたが、それだけ相手に与える印象が変わったということだと思います。
それでは本題に入っていきます。
自信とは
自信とは、幻想です。
何かにおいて「自信がある」「自信がない」というのは全て思い込みです。
似たものに、「恐怖」があります。
恐怖を表す言葉に「恐怖が扉を叩いた。おそるおそる扉を開けると、扉の向こうには誰もいなかった」というものがあります。
これは、恐怖というものが、自らが作り出した幻想であることを表しています。
家でくつろいでいたら扉を叩く音が聞こえて、確認したら誰もいなかった。
想像してみると、確かに不気味な状況ですよね。
でも、なんでたったそれだけのことを怖いと思うのでしょうか。
事実ベースでは何も起きていませんし、痛いこともなければ、恐怖を感じるようなことは起きていないはずなんです。
ここでいう恐怖とは、そこにあると思っているから存在しているだけなんです。
なぜこういった状況に恐怖を覚えるかというと、そこにはイメージが深く関係しています。
実際、この状況はホラー映画をみたことがない人も「ホラー映画みたいだ」と思うようなシチュエーションだと思いませんか?
僕たちは、知らないうちに外部から刷り込まれたイメージを想像するようにできています。
そもそも、誰も扉なんて叩いておらず、自分の聞き間違いかも知れない。
仮に誰実際に音がしていたとしても、誰かが間違って扉を叩いたのかも知れない。
そんなことは頭では分かっていても、こわいものはこわい。
それは、脳が無意識に、ある状況に対してそのイメージを関連付けるからです。
無意識下に行われる情報処理なので、想像しないようにすることができないのです。
しかし、この仕組みを分かっているのと分かっていないのでは、事象への反応が大きく変わります。
この例ですと、前者は「今、自分は過去に刷り込まれたイメージを実際に起きている現象に当てはめて考えているだけだ」と考え、冷静になることができます。
後者はというと、得体の知れない、漠然とした恐怖を味わうことしかできません。
自信にも同じことが言えます。
恐怖が「そこにあるから、ある」のと同じように、
自信も「そこにあるから、ある」のです。
そして、自信がない人は「そこにないから、ない」のです。
では、「そこにある」と思っている人と「そこにない」と思っている人にはどんな違いがあるのか。
それはまた別の記事で話していきたいと思います。
まずは自信の正体について知っていただきたいため、先にそちらを話していきます。
自信は2種類ある
まず、自信があるという状況は2種類あります。
1つは、裏付けされた自信。
もう一つは、根拠のない自信。
●裏付けされた自信というのは、
- 誰かに外見を褒められた
- 仕事で良い結果を出した
- ナンパが成功した
というように、過去の自分の経験が成功体験となり「次も同じようにできる」と確信している状態です。
●根拠のない自信とは、
「何故かわからないけど自分ならできる気がする」という状態です。
過去にそれをやったことがなくても上手くできるような気がする、という漠然とした自信です。
この自信は経験の有無に左右されません。
正確には、様々な体験から「直感的にいけると思い込んでいる」とも言えます。
裏付けされた自信は、成功体験を積むことで蓄積させていくことができます。
しかし、そもそも何かに挑戦する自信がない、という場合もあるかと思います。
「服屋に着ていく服がない」という状態です。
自信をつけるための行動がとれず、身動きが取れない。
そのため、自信がない状態から着実に自信をつけていく順序としては、「最初に根拠のない自信をつけ、そこから裏付けされた自信をつけていく」のが正解です。
具体的には、自分はできると思い込むことで、なんとか行動し、経験を積んでいく。
その経験から学びを得て、改善しながらまた行動していく。
その副産物として、本当の自信がついてくる。
PDCAという言葉がありますが、語り尽くされているのでここでは割愛します。
そんなに難しく考える必要はないです。
職場や学校、友人の中にムダに根拠のない自信がある人っていませんか?
あれは決してムダなんかじゃないんです。
たとえ失敗することがあっても、それはたいした問題ではありません。
挑戦することができるか、が大事なんです。
もちろん、謙虚さだったり、学ぶ姿勢、実際の行動が必要にはなります。
なぜ根拠のない自信が敬遠されがちなのか、というと「自分はやればできる」と思っているだけで、何も行動に移さない「口だけの人」が多く存在するからです。
本来、根拠のない自信というのは「人が何かに挑戦するために背中を押してくれるもの」なんです。
そこに行動が伴わなければ、意味がなくなってしまいます。
ここまで自信の正体について解説しました。
いかがでしたでしょうか。
自信というものが、自分の作り出したイメージにすぎないことがお分かりいただけたかと思います。
ところで、皆さんは今後新しく挑戦したいことはありますか?
- 童貞で自信がないけど恋愛したい
- ナンパ経験がないけどナンパに興味がある
- 一度でいいから美女と付き合ってみたい
など、なんでもいいです。
もちろん、恋愛分野に限った話ではありません。
挑戦したいことはあるけど、まだ踏み込むことができていない。
興味はあるけど上手くできるか不安。
そんな悩みを解決していけるよう、今後も発信していきます。
今回は以上です。
疑問や質問、感想などあればコメントくださると励みになります。
必ず返信させていただきます。
それでは、次回の更新をお待ちください。