こんにちは、ケイです。
今日は自分に自信がない人の心理状況について話していきたいと思います。
前回記事「自信の正体は○○」で自信の正体について話しているので、そちらも併せてお読みください。
ということで、自信とは幻想なわけですが、今回は「自信がない」という幻想を持っている人に焦点を当てていきます。
自信がないと思う理由
さて、自信がない人について語っていきます。
ちょっと批判されそうなことを言いますが、自分に自信が持てない人は、自分のことをあまりよくわかっていないと思います。
そんなことないぞ!と思われた方もいることでしょう。
「自分のこと、自分のレベルをわかってるからこそ、自信が持てないんだ」と。
では、現在、自信が持てていない人に質問です。
これまでに自分が自信を持てない理由について考えたことはありますか?
自信がない人の中で「自分がなぜ自信がないのか」について、深く考えてる人ってかなり少数派だと思うんですよね。
「なぜ自分は自信がないかというと、それはアレがこうして、こういう心理状態に陥ってるから〜〜ふむふむ」みたいに考えてる人がいたら、その人はかなり自己理解が深いと思いますし、ちょっと変です笑
「自分は背が低いから」
「顔が平均以下だから」
「恋愛経験が少ないから」
みたいに、自信がない原因を漠然と理解してることかとは思います。
ここで、少し視点を変えてみましょう。
仮に低身長とか顔が平均以下とか、そういったことが紛れもない事実だとします。
しかし、果たしてそれは自信をなくしてしまうに相応しい理由でしょうか。
あなたは幸運にもこの世に生を受けて、たった一度きりの人生を送ることを許された、世界に一人だけの尊い存在です。
そんな価値のある人なのに「見た目がどう」ということが本当にあなたの人生を左右してしまうことなのでしょうか。
自分のことを認めてあげられなくて、一体誰が自分を認めてくれるというのでしょうか。
とはいっても、自分のことを自分で認めてあげるには努力が必要です。
まだ自分を認めてあげられない人は、どうしたら自分を認めてあげることができるのか。
それを基軸にして生きてみると、見えてくるものがあるかもしれません。
また、先程挙げたような「背が低いから」といった理由は本来、自信がないことに直結するものではないです。
仮に「背が低いから自信がない」と思っている人がいたとします。
この繋がりは不自然なところがあります。
「背が低いから自信がない」
どうでしょうか。これって何かおかしくないですか?
背が低いことは、背が低いことでしかないです。
それ以上でもそれ以下でもないんです。
ただの事実です。
突き詰めて考えてみると、背が低いことは、自信がない理由にはなり得ないんです。
もしかしたら、背が低いことで何かしらの不便があったり、悪口を言われてプライドが傷付いたり、雑誌や口コミで背が低いことに対する酷評を目にしたり、何かしらマイナスな思いをしたことがあるのかもしれません。
しかし、それは自信がない理由にはなりません。
背が低いというハンデを抱えてるだけです。
誰にだって一つや二つハンデはあります。
周りから見て完璧に思える人も、何かに悩んでいます。
しかも、「背が低いからダメ」というのは誰が決めたのでしょうか。
それは他者からの評価にすぎず、いちいち気にしてたらキリがありませんよね。
今日から、他人の評価軸で生きることはやめましょう。
背が低いことが自分の欠点であることを認識する分にはいいです。
でも、それを自信がない理由にするべきではないです。
たとえば、自分が美味しいと思っているお気に入りのグミを食べている時に、いきなり横から知らない人が「そのグミは固くて噛むのが疲れるし、味も好きじゃない」と言われたとします。
あなたはそれに同調しますか?
「自分もそう思う、もう食べるのはやめよう」
となりますか?なりませんよね。
むしろ「自分はコレが美味しいと思ってるんだからいいだろ、てかまず誰やねん口出しすんな」って思いますよね?
「このグミを嫌いな人もいるんだな」くらいに思って気にも留めないですよね?
これが自分のこととなると、まるで「他人の意見が全て」かのように思い込んでしまうのです。
何を良しとするかは他人ではなく自分自身です。
このマインドを覚えておいてください。
ではもう少し掘り下げて、「背が低いから恋愛に自信がない」人はどういう心理状況なのか。
こんな感じではないですか?
「顔が平均以下だから自信がない」人も同じです。
というように、なんらかの事象が起こった後、または現在その状態である時に、自分が可視化できる原因を当てはめて、それらしい理由に仕立て上げてしまっていませんか?
これは、自信がない理由を自分で作り出していると言えます。
つまり、自信がないという幻想にそれらしい理由をつけてしまい、正当化しているのは他でもない自分自身だということです。
今回は以上です。
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必ず返信させていただきます。
それでは、次回の更新をお待ちください。