どうも、ケイです。
今日はストリートナンパにおける
ナンパから即までの流れを
事例をもとに紐解いていきます。
とある平日の夜。六本木某所。
カフェでの作業がひと段落して
時計に目をやると、深夜1時を過ぎていた。
「そろそろ仕事終わりの
夜職が出てくる時間だなー」
なんて思いながら、外にある蒸し暑い
喫煙所で帰る前の一本を吸っていた。
通りすがりの夜職らしき風貌の綺麗な女性が
カフェ店内の様子を見ようと立ち止まる。
彼女と一瞬目が合い、声をかけようと思ったが
突然のできごとに一瞬躊躇する。
ちょうど酒が飲みたかったし
いま声をかければ綺麗な女性と
楽しい時間を過ごせるかもしれない。
すぐに声をかけることができず
去っていく彼女の後ろ姿を眺めながら
こんなチャンスかもしれない瞬間を
みすみす逃す自分が許せなくなった。
そして、少しの勇気を出して
「どこに行くの」と大きめの声で話しかけた。
無視されたが、足取りはゆっくりで
急いでいる様子ではなさそう。
こんな時間に店内の様子を見るってことは
おそらく仕事終わりで時間を潰したいと
思っているところだろうと仮説を立て、
彼女の背中を追いかけた。
少しだけ追い越して
相手の視界に入る斜め前から
テンション高めに声をかける。
「こんにちは!」
反応はなかったが少し笑っていた。
「いまめっちゃ店のぞいてたな、
なんで入るのやめたん?」
「どっか入れる場所でも探してんの?」
さっきの彼女の行動をもとに
状況を探る質問をぶつけていく。
どうやらさっき仕事が終わったところで
1時間後に友達と合流するらしい。
「お、じゃあそこのカフェ入ろうよ。
一緒に飲みながら友達待ってよう」
すぐに連れ出し打診した。
「えー笑 カフェの人なんですかー?」
「違うわ笑 ふつうに客。
仕事してたところで今終わったとこ。
俺もいま一人だから一緒に行こう」
スカウトか聞いてきたため秒速で否定する。
いけそうな感じだったので
一緒に店に戻るように誘導していく。
ちなみにこういう押せばいけるような状況でも
この時点で手を繋いだりは
しないほうがいいです。
恐怖を感じさせてしまうと
「行ってもいいかな?」
という気持ちをなくさせてしまうからです。
少し前を歩き、リードするくらいが
余裕を感じさせられてちょうどいい。
店のドアを開けてあげて
先に店内に入らせてあげる。
建物と車のドアは
必ず開けてあげるのがルール。
こういった小さなレディファーストは
意外とできてない人も多いため、
ここを徹底するだけで相手に
「女の子扱いしてくれた」
と印象付けることができます。
自分がもともと座っていた
席に案内し、対面に座らせる。
飲食店などで席につくときは
女性を奥に案内するのがマナーですが、
可能なら女性が壁側を向くような配置に
すると、視界に入るのが男性だけになり、
会話に集中させることができます。
テレビやほかの客など
周囲の状況が見えるのは
こちらだけにするといいです。
ドリンクを注文し、
さっきの話の続きをする。
飲む約束をしてる友達がギャラ飲み中で
それを待っているとのこと。
時間制限つきなのは最初からわかってるので
焦らず関係構築していく。
「実は夕方からここで仕事してて、
0時くらいから飲む約束があったんだけど
なくなっちゃってさ。
ちょうど飲みたかったとこなんだよね」
と状況を開示していく。
「それめっちゃ悲しいやつじゃないですか。
飲むって決まってたのになくなっちゃうと
なんか寂しいですよね」と共感させる。
これは事実だったのですが、ストナンでは
「飲む約束があったがなくなった」
というエピソードが声をかけた理由として
相手に共感させやすいです。
お腹が空いたというので適当に注文させる。
店内が少し寒く相手に確認すると
「少し寒い」というため
持っていた上着を貸すと
その気遣いに嬉しそうにしていた。
こちらも寒いので店側に
温度を上げるようにお願いしたわけですが、
こういった自分の要求を通す
「主張」はガンガンしたほうがいいです。
この要求を通すメンタルこそが
「即」を生み出す打診に活きていきます。
彼女が唐突に「二十○歳でしょ?」
と年齢を言い当ててきた。
あまり年齢を当ててくる女性がいないため
正直これには感心した。
「よくわかったな、さすが夜やってる
だけあって目が肥えてるな」と褒めていく。
彼女は「私はまだ二十歳だけど」と
聞いてもいないのに言ってきたため
少しの違和感を感じたがスルー。
特徴的なピアスをしていたため、
それかわいいなと褒めて反応を見る。
相手が横を向いたときに
「横から見るといい感じ」というと
「えー横からだけ?」と不服そうだったので
「いや、前から見てもいい感じ」
というと嬉しそう。
どうやら顔のことを言われてると
勘違いしていそうだったため
「あ、ピアスの話な笑」とつけ加えた。
こういった褒めてるようで褒め切らない
発言は地味だが強力なポジショニングになる。
序盤では相手の服装やアクセサリーを
褒めると関係構築がスムーズになります。
とくに相手がこだわっていそうなものや
他の女性とは違うところを指摘して
「それいいね」と相手を承認してあげる
気持ちで褒めると効果的です。
褒められて嫌な気持ちになることはないし、
「気づいてくれる男性」という印象を
与えることができるんですね。
並行トーク中、どこの店で働いてるか
聞いたときに答えなかったので、
仕事トークの深掘りをするのは
後回しにすることに。
恋愛事情からヒアリングしていく。
「どんな人と付き合ってんの?」
「彼氏いないよ。彼氏いそうに見えた?」
「素敵な子には彼氏いるもんだと思ってる」
彼氏がいる前提で話を進めると、
彼氏の有無をそのまま聞く
男性との差別化になり、
間接的に褒められるからおすすめです。
女性を褒めるときは
「気に入られたくて褒める媚び」でなく、
「女扱いしてメスにする」イメージを
持つと女性の目の色が変わります。
下から褒めるのではなく、
上から認めてあげる意識。
憧れのお兄さんから褒められて、
嬉しくなっちゃうような体験をさせてあげる。
最後に彼氏がいたのは数ヶ月前と、
わりと直近の話だった。
付き合ってた期間が短そうだなと思い
「どんぐらい続いたの?3ヶ月くらい?」
と聞くとそのぐらい。
ここで一つの仮説が立つ。
「相手のことはあまり好きではなかったが
グイグイこられて、悪い人ではないから
付き合ったパターン」
聞いてみると当たっていた。
「えーなんでわかるんですか、
なんか見透かされてる感じ」という反応。
基本的に女性は受け身なので
このパターンが当てはまることが多く、
ワークしやすいコールドリーディングです。
別れた原因は相手が冷たくなったから。
それが別れ際になって
相手が嫉妬していたがゆえだと判明したが、
気持ちが冷めたので別れたという。
若い女性は刺激を求めた行動をとりがちで、
それゆえに男の嫉妬を生みやすい。
「よく男をメンヘラ化させちゃうんでしょ」
と指摘するとやはりそうだった。
とくに相手からこちらの恋愛遍歴
についての質問はない。
しかし、それは必ずしも食いつきが
ないわけではないことを知っているので
話題を仕事に移していく。
18から地方でキャバをやっており、
専門学校に通うために上京しており、
現在は六本木のクラブで勤務しているという。
18からキャバやってるような女性は
たいてい若いころに荒れていたり、
やんちゃな交友関係があるパターンが多い。
ある程度アングラ系の話が通じるので、
あえて共通言語になることを話し、
同じような人種である意識を持たせた。
現在は六本木のクラブという、
年上女性に囲まれた環境で働く彼女。
年齢が若いため、
「若いと嫉妬されない?」
と仕事に悩みがあるかを引き出す。
「30過ぎた女は怖いからな」というと
「でも魅力的じゃない?」
と食い気味に聞いてきたので瞬時に肯定した。
彼女は若いからこそ年上の女性に憧れがあり、
こちらもそんな女性を魅力的だと感じている
大人の男であると伝える必要があった。
可愛がってもらってるらしく、
「立ち回りがうまいんだな」と褒めながら
老いていくなかで若い女性を羨む
年上女性の視点を話し、
嫉妬されやすい状況で先輩女性から
気に入られるのは強みだと認めてあげた。
「クラブはお触りがないからいい」
という発言から、キャバクラの痛客を
共通悪にして話を展開し、
わかってるで感を出す。
この辺りで相手から
「てかほんとに落ち着いてるよね」
と刺さっている発言がみられた。
「お前もな」と彼女が実年齢より
上に見えることを伝える。
クラブは30〜50代の男性客が多く、
若いなーとガキ扱いされるみたいで、
「大人にみられたい」という
彼女のインサイトにアクセスできた。
情報収集も兼ねて、あえて金銭面について
踏み込んだ質問をしていく。
クラブは保証制があり売上に応じて
インセンティブがあると聞いたが
「クラブには行かないから詳しくない」
と言いつつ、
ラウ○ジやキャバの給与体系の話をして
理解があることを示すと
「詳しいですね笑」と反応が取れた。
職業にかかわらず、
相手の業界について理解があると
かなり強力な武器になります。
女性と親密な関係になればなるほど
経験ベースの情報が増えていき、
それが口説きに活かされていく。
こういった「生きた情報の蓄積」
がモテる男を形づくっていくんですね。
10代のころ、東京で
5時店のキャバにいたらしく
「もしいま5時店にいたら
確実に1時店紹介するわ」
と間接的に褒めていく。
これが褒めになる理由として、
かわいい子はだいたい深夜1時に
閉まる店で働いてるからです。
血液型について聞かれたが、
ただ答えるのではなく
”血液型や占いで好きな人との
相性を調べる女性あるある”
を話してちゃかしながら
「何型が好きなの?」と質問で返す。
相手に品定めをさせるのではなく、
こちらが評価する立場だという
意識を持っていると自然に
こういう切り返しができるようになります。
相手からの質問にそのまま答えるのではなく、
会話を楽しむスタンスをとるといいです。
血液型を聞いてきたのは
相手がこちらに対し
「話しやすくてビックリした」ためだった。
よくよく聞いてみると、
彼女はブラッドハラスメントを
受けやすい血液型だったので、
マイナスをプラスに転換するように
知り合いを例に出しながら
話していくと嬉しそうにしていた。
ただうわべでフォローするのは「媚び」でも、
自分が経験ベースで思ったことを
エピソードを通して伝える手法は
説得力が出るので媚びにならず
自分の「主張」として届けることができます。
食後に注文したデザートの
サイズが大きかったため、
「食べ切れる?大丈夫?残してもいいよ」
と優しい口調で気遣いをする。
「残してもいいの?でも残したら
もったいないじゃん」と言う彼女に
「じゃあ食えよ笑」というと
「こわーいー笑」と言いながらも喜んでいた。
一旦優しくしてから急に冷たくすることで
女性のM心をくすぐることができます。
高低差に振れ幅を出すことで、
相手の心を揺さぶるイメージ。
この時点である程度時間が経っていたが
彼女の友達が来る気配がなかったので
ツレはいつ来るのか聞いてみると、
「もう出ようかなと思ってる」と言う。
回答になっていないことに
違和感を感じて「何が?」と聞く。
聞いていくと、友達に待たされているなか
付き合ってもらってるのが悪いと
思っているようだった。
これはトークで立場を逆転させる
ことができた証明でもあった。
最初に声をかけて連れてきたのはこっちだ。
「友達はすぐ来るの?」と聞くと、
「もうすぐ来ると思うけど
いつになるかわからない」
「店を外で外で待ってようと思う」
という彼女に
「中で待つんじゃなくて
外で待つんだ?別にいいけど」
と言うと「じゃあ中で待ってる」という。
明らかにやりとりに違和感を感じたため
「お前はどうしたいの?」と
リクルートばりの質問をしてみる。
すると「まだここにいるの?」と聞いてきた。
女性が質問に素直に答えないときは
決まって何かを考えている。
アクションをかけていく。
「帰って欲しい?」
「そういうことじゃないけど
帰るなら私も外に出るよって」
「帰ってほしくないんだろ?そう言えよ」
「もうやだこの人ー笑 ドS笑」
少々オラオラがすぎるので
勘違い男の一歩手前だが、
このぐらいクサイことを言えると
女性が完全にメスになることがある。
改めて友達の状況を確認すると
「まだ出れそうにない」というため、
これは合流前に即るしかない。
仕上がりも感じられていたので
即座に会計を済まし、退店。
タクシー乗る直前にどこ行くのか聞いてきたが
おそらく友達との合流を気にしてのこと。
近いことだけ伝えて安心させ、
「次行くぞ」でパレ搬、即。
正直、今回は運に助けられました。
もし彼女の友達が予定通り1時間で
到着してしまっていたら即は難しかった。
今回は「最悪準即でもいいか。それか
友達が来てからでもセパればいい」
と半分即は諦めてしまっていたが、
本来なら20分〜30分で仕上げて
即を狙っていかなければならない。
「今日必ず抱く」ぐらいに
貪欲にならないといけない。
たとえ相手が六本木の高級ク○ブ嬢
だったとしても。
今回は以上です。
質問などあればコメントくださると
励みになります。
必ず返信させていただきます。
それでは!